【バイクのスパークプラグ交換方法】交換に至った症状6つも紹介

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バイク整備

エンジンの調子が悪い。

加速はもたつくし、エンストする。

次のような症状がでたら、スパークプラグの交換を検討しましょう。

  1. エンジンがなかなか始動しない
  2. チョークを引いてようやく始動する。かと思えばチョークをもどすとエンストしたりする
  3. 走行中の加速にもたつく
  4. 信号待ちからの発進でアクセルONにするとエンストする
  5. アイドリングに元気がない
  6. マフラーからパンパンというふつう聞かない音がする

わたしはこれらの症状が出たのですが、スパークプラグを交換するとエンジンの調子がよくなりました。

この記事では次のことを解説します。

  • スパークプラグ交換に至った経緯
  • スパークプラグの交換時期について考察
  • スパークプラグの購入方法(型番の確認)
  • スパークプラグの交換方法

スパークプラグを交換して調子が良くなったバイクに乗るのは気分がいいですね。

スパークプラグの交換は、バイク整備のなかで比較的簡単な作業です。

是非チャレンジしてみてください。

記事に出てくるバイクはKawasakiエストレヤRSです。

※読み進める場合は免責事項をご一読ください。

スパークプラグ交換に至った経緯い

冒頭に書いたように、下記の症状が出たのでスパークプラグを交換することにしました。

  1. エンジンがなかなか始動しない
  2. チョークを引いてようやく始動する。かと思えばチョークをもどすとエンストしたりする
  3. 走行中の加速にもたつく
  4. 信号待ちからの発進でアクセルONにするとエンストする
  5. アイドリングに元気がない
  6. マフラーからパンパンというふつう聞かない音がする

逆にいうと、このような症状があらわれたらスパークプラグを疑ってみて!ということです。

実はプラグ交換の前に、タペットと呼ばれる部分の調整をしたりしたのですが、一向に良くなりませんでした。

そんなあるときふと「あ。プラグかも。」とおもい交換に至ったのでした。

ちなみに、信号待ちからの発進でアクセルONにするとエンストって本当にこまります。特に右折レーンにでも入っていればそこはもう地獄です。

まず後続車に迷惑がかかります。なにより「あ、あいつエンストしてやんの。ヘタクソやん」被害妄想ですが、そのような声が聞こえてきます(笑)

スパークプラグの交換時期について考察

スパークプラグの交換時期は、一般的に走行距離で管理されることが多いようです。

某プラグメーカーのサイトを見ると『2輪車の場合、一般プラグを使用なら、3000~5000kmで交換』と記載されてました。

わたくし、整備履歴とそのときの走行距離を記録しています。

今回のプラグ交換はどれくらいぶりだろうと思い履歴を見返すと、前回のスパークプラグ交換から実に20500kmぶりの交換でした。

症状が出たとはいえ、それくらいは走るということです。

もちろん、症状が出る前に交換することが望ましいですから、20500kmも同じプラグで走行することはおすすめしません。

かといって某プラグメーカーが推奨する3000~5000km交換は少し早いかな?という印象です。

わたしは10000km交換くらいでいいかな?って感じです。

車種や乗り方によっても変わるので参考程度にされてください。早め交換がいいことは確かです。

  • 某プラグメーカーいわく一般プラグを使用なら、3000~5000kmで交換
  • 今回、症状が出て20500kmぶりにプラグ交換した
  • わたしは10000km交換くらいでいいかな?って感じ

スパークプラグの購入方法(型番の確認)

ではスパークプラグを交換するにあたり、プラグの購入をしましょう。

で、まず初めにぶち当たる壁。自分のバイクに合うスパークプラグってどれやねん問題。

結論。外してみればいい。

スパークプラグの型番は実際に外してみて本体を確認すると書いてあります。その型番のスパークプラグを購入すればまず間違いありません。

外し方は後述するのでここでは省きますが、わたしのエストレヤの場合、NGK(日本特殊陶業)のDR8EAがついてました。

スパークプラグの交換方法

それでは実際にスパークプラグを交換します。

手順は下記です。

  1. プラグコードを抜いてプラグ回りを清掃
  2. 新旧スパークプラグ入れ替え
  3. プラグコードを取り付けて完成

工具はエストレヤだとプラグレンチソケットとスパナが車載されてます。

必要な工具はこれだけ。

左:プラグレンチソケット  右:スパナ

なければプラグレンチソケットを購入しましょう。

本記事のエストレヤRSだとプラグレンチソケットのサイズは18mmです。

下記リンクのプラグレンチは16mmと18mmに対応してます。

それでは詳しく解説します。

プラグコードを抜いてプラグ回りを清掃

まずはプラグコードを抜いてプラグ周りを清掃します。

プラグコードはプラグに電気を供給するコード。これによりスパークプラグが火花を飛ばし、ガソリンが燃えてエンジンが動きます。

写真の中央、ゴム製の部品がプラグコードです。優しく引き抜いてく下さい。特に力はいりません。

中央ゴム製部品:プラグコード

プラグコードを引き抜くと下の写真のような状態になり、スパークプラグの頭が見えるようになります。

プラグコードを引き抜いた状態

プラグの下のほうに水色でアルファベットと数字が書いてある。これがスパークプラグの型番。先述したが、わたしのエストレヤRSには『DR8EA』がついていた。スパークプラグってどれ買えばいいの?とおもっているなら、この型番を調べてみよう。

実際にスパークプラグを取り外す前に、プラグ周りの清掃を行います。

スパークプラグを取り外すと、そこからエンジン内部が見えるようになります。もしここにゴミが入りエンジンを始動すると最悪エンジンが壊れます。

そうならないためにまずプラグ周りを清掃しましょう。

わたしは缶式のエアダスターを使用してゴミを吹き飛ばしておきました。

新旧スパークプラグ入れ替え

では新旧スパークプラグを入れ替えます。

まずは下の写真のように用意していた工具を使って古いスパークプラグを取り外します。

スパークプラグの取り外し風景

まずプラグレンチをスパークプラグにかぶせます。そしてプラグレンチの頭にスパナをかけて回しゆるめます。

外れた状態が下の写真です。

スパークプラグが外れた状態のエンジン
外したスパークプラグ

次に新しいスパークプラグの取り付けます。

新しいスパークプラグの取り付け自体は取り外しと逆手順です。

  1. プラグレンチに新しいスパークプラグを入れる
  2. エンジンのプラグ穴にプラグを入れる
  3. 回して締める

このとき、締めすぎると破損して大変なことになるので締めすぎにはくれぐれも注意しましょう。

スパークプラグの締めすぎは破損につながるので要注意

本来はトルクレンチで締付力を管理しますが、わたしは得意の手ルクレンチ。要するに勘です。すみません。

プラグコードを取り付けて完成

あとは初めに取り外したプラグコードを取り付ければ完成です。

エンジンをかけて試運転をしましょう。

最後に

『【バイクのスパークプラグ交換方法】交換に至った症状6つも紹介』について書きました。

スパークプラグの交換作業は比較的簡単なメンテナンスになります。ぜひ一度チャレンジしましょう。

交換後はエンジンの始動もよくなりました。また、右折レーンからのアクセルONでエンストという恐怖からも解放されました。

やっぱり調子のいいバイクは運転していて気持ちがいいですね。

あなたのバイクのエンジンも調子よくなることをお祈りしてます。

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