バイクのチェーンって汚れますよね。
この記事ではチェーンを掃除をします。
きっかけは先日の記事、【25枚の写真で説明】バイクのリアホイール(タイヤ)外し方・取付け方で思ったこと。

チェーンが汚い・・・。
たまり溜まった汚れは1万3千km分!
(チェーン、スプロケット新品交換からの距離です。)
この記事では、1万3千kmの汚れがどんなものか、掃除の様子、はたしてキレイになったのか?が分かります。
記事を読むと掃除したくなりますよ。
※読み進めるにあたり免責事項をご一読ください。
【結果】けっこうキレイになった
掃除の結果、けっこうキレイになりました!
左が掃除前(1万3千km分の汚れ)、右が掃除あとです。


ちなみに、チェーンへの注油は500~1000kmごとにやってました。

そういえば、チェーンは金色入ってたんだ・・・。
使用したチェーンクリーナー
ワコーズのチェーンクリーナーを使いました。
チェーンにはシールチェーンとノンシールチェーンがあります。
シールチェーンは部品にゴムが使われてるので、クリーナーはゴムを痛めないシールチェーン用を選びましょう。
わからなけらば、リンクのクリーナーを選べば間違いないです。
シールチェーン用で安心のワコーズです。
シールチェーン用ですし、すぐには乾燥しないので、落ち着いて作業できるとこがいいです。
バイクのチェーン掃除の様子
あまりに汚れてたので、作業しやすいようにリアホイールを外してパレットのなかで掃除します。
普通はホイール着けたままでOKです。
今回は、汚れがひどいのでこのようにしました。
リアホイールの外し方は下の記事を参考にしてください。
では、順を追ってチェーン掃除の様子を紹介します。
ドライブスプロケットのカバーを外す
スプロケットとは、チェーンが噛んでる歯車のような物のことです。
ドライブスプロケットはエンジン側のことで、後輪側はドリブンスプロケットと呼ばれます。
ドライブスプロケットの周りも汚れているので、カバーを外して掃除します。
手順は次の通り。
▲ボルトをはずしてステップを取ります。
▲次にシフトペダルを外します。シフトペダルは位置が変えれるので、ライディングポジションを変えたくなければ写真のようにマーキングしておき、取り付け時の目印にしましょう。
▲ボルトをはずしてカバーを取ります。
▲カバーを取るとドライブスプロケットが見えます。マイナスドライバーなどで汚れを取ったところが右の写真です。

これだけでもかなりスッキリしました。
ドリブンスプロケットの掃除
ドリブンスプロケット(後輪側のスプロケット)を掃除します。
ホイールから外し、スプロケットだけの状態で掃除します。
▲ベアリングに洗浄液が入らないように、テープでふたをします。試しにパーツクリーナーで掃除すると、汚れは取れますが、パーツクリーナーはすぐ乾くため、消費量が多くなり不経済でした。
▲さらに試し。キャブクリーナーでやってみました。あわあわでGOOD。ただし、リアホイールを外さない場合、キャブクリーナーは×。チェーンクリーナー一択です。理由はスプロケットからチェーンへキャブクリーナーが垂れてシールチェーンのゴムを痛めるから。
あまり攻めすぎて、溶剤がベアリングに入ると後が厄介なので、スプロケットの掃除はほどほどで終了。
チェーンの掃除
いよいよチェーンの掃除です。
チェーンクリーナーをかけてブラシで磨く。
これをひたすら繰り返します。
ホイールを外すとチェーンをこのように曲げて掃除できるので、作業効率がいいです。
わたしは、ある程度キレイになってきたころでエアーを吹き付けて汚れを飛ばしました。

本音を言うと、コンプレッサーが欲しいですが、缶のエアーでも汚れを飛ばせました。
▲缶のエアーで汚れを飛ばしたところです。
あとはホイールやカバーを組み付ければ完成です。
チェーンの掃除終了
これで作業終了です。

我ながらキレイになりました!
チェーンのグリスアップ
チェーンの掃除が終わったら、グリスアップをしましょう。
わたしはMOTUL(モチュール)のチェーングリスを使ってます。
飛び散りが少ないので、ホイールを汚さずおすすめです。
まとめ
チェーンの汚れは、1万kmだろうがなんだろうが頑張ればキレイになります。
そしてキレイになると気分がいいです。
チェーンの汚れによる抵抗が減った分、もしかしたら燃費も良くなるかもです。
作業のポイントです。
- チェーンクリーナーはシールチェーン用とノンシールチェーン用がある
- わからなければシールチェーン用を選ぶ
- ホイールを外して作業すると効率いい
- ある程度キレイになったら、エアーで汚れを飛ばすと作業が早い
やってみると気分いいですよ。
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