
フロントホイールってどうやって外すの?
バイク整備をしたいけと、フロントホイールを外さないと整備できない。でも、外し方がわからない。
わたしも始めは同じでしたが、今ではフロントホイールを外してタイヤ交換など自分で行ってます。
ホイールが外せると、整備の幅が大きく広がって便利です。
この記事では10枚の画像を使って、フロントホイールの取り外し方を解説します。
フロントホイールが外せると、タイヤ交換やホイールベアリングの交換などができるようになりますよ。
この記事では、KawasakiエストレヤRSを参考に、フロントホイールの外し方を解説します。
※読み進める場合は免責事項をご一読ください。
バイクのフロントホイール外し方

それじゃあ、さっそくフロントホイールを外していこう。
▲フロントホイールを外すと、転倒の恐れがあるので、事前に適当なものをエンジン下に噛ましておきましょう。バイク用のジャッキがあるとベストです。
▲ブレーキキャリパーの固定ボルトを取り外します。エストレヤRSの場合、2本の固定ボルトがあります。外したキャリパーはホースに負荷がかからないように、針金やヒモなどで吊るしておきましょう。
▲スピードメーターケーブルを取り外します。根本がネジになってるのでプライヤーなどで挟んで回すと取り外せます。
▲フロントフォークの下部になるアクスルシャフトのロックボルトを弛めます。反対側にも同様のロックボルトがありますが、片方だけでOKです。
▲アクスルシャフトを弛めてシャフトを取り外します。アクスルシャフトのロックボルトを弛めた側から作業を行います。
▲アクスルシャフトが弛んだら引き抜きます。画像はアクスルシャフトを引き抜いてる途中です。完全に引き抜くとフロントホイールが取り外せます。
▲フロントホイールを取り外したところです。カラーが取れるので注意してください。
▲カラーと反対側のスピードメーターギヤも取れるので注意してください。
これでフロントホイールの取り外しは完了です。
バイクのフロントホイール取り付け方

取り付けは外し方の逆手順だが、いくつかポイントがあるから解説しておこう。
スピードメーターギヤの取り付け
スピードメーターギヤはスピードメーターギヤのレシーバー(ホイール側)の凹凸にカチッとはまる個所があります。
スピードメーターギヤをホイールに取り付けて回転させるとカチッとはまる個所を感じると思います。そこがギヤの正規な位置です。
正しくスピードメーターギヤがはまってない状態で、アクスルシャフトを締め付けるとスピードメーターギヤの破損につながるので注意してください。
スピードメーターケーブルの取り付け
取り外されたスピードメーターケーブルの先端を見ると、二股に分かれていることが分かります。
取り付けの際は、二股の間にスピードメーターギヤ側の突起がはまり込む形になります。
ケーブルの二股部分を少し回しながら取り付けると、二股の間にギヤ側の突起がはまり込む感覚が分かると思います。
アクスルシャフトの締付トルクについて
アクスルシャフトの締付はトルク管理される個所です。
が、わたくしいつもの手ルクレンチ(勘)です。マネしないでください。
『エストレヤ アクスルシャフト トルク』などで検索すると締付トルクについて書かれた記事があるみたいです。
アクスルシャフトの締付は正しい締付トルクで行いましょう。
まとめ
『【バイクのフロントホイール外し方】10枚の画像を使って解説!』について書きました。
フロントホイールが外せると、タイヤ交換、ホイールベアリング交換、ブレーキローター交換など整備の幅が広がります。
ぜひチャレンジしてみてください。
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