
フェンダー?エキパイ??
なにそれ?バイク用語よくわからない。
バイク用語とかパーツの名称は初めのころってよくわからないですよね。でもみんな普通に会話してるし今さら聞けない。そういうわけで、パーツの名称をまとめます。
わたしは自分でバイク整備しながら1つずつ覚えていきました。できるだけ写真付きで説明します。
この記事を読めば、知らないことがバレないかドキドキしません(笑)
※この記事で出てくる車両はKawasakiエストレヤRS(空冷単気筒)です。
※読み進める場合は免責事項をご一読ください。
ハンドル周りの名称
ハンドル周りの名称を説明します。

バックミラー
運転中、後方を確認するための鏡です。
ハンドルバー
直訳すると握り棒でしょうか?ほんとそのままで申し訳ないですが、ハンドルの棒です。
ウインカー
日本語では方向指示器です。周囲へ自分がこれから進む方向を示すためについています。
ヘッドライト
日本語では前照灯。前を照らすためについてます。周囲からの視認性向上の意味もあります。
スピードメーター
日本語では速度計です。車速を示します。
ブレーキフルードリザーバータンク
まず、ブレーキフルードとは油圧式ブレーキにつかわれる作動油のことです。
その作動油が貯まっているタンクがブレーキフルードリザーバータンクです。
※作動油とは油圧装置において、動力を伝える油のことです。
ブレーキレバー(前輪)
ブレーキレバーを握ると前輪タイヤにブレーキがかかります。
キルスイッチ
稼働しているエンジンを強制的に停止させるスイッチです。
目的は非常時の2次被害回避です。
例えば、なんらかの原因でアクセルが戻らない場合や、転倒してエンジンが動いていると危険な場合などに使います。 (タイヤが回っているなど)
セルボタン
停止しているエンジンを始動するときに使います。
単純にセルボタンを押すだけでエンジンは始動しません。通常は、クラッチを切っているか、ギヤがニュートラルの状態でセルボタンを押すとエンジンが始動します。
アクセルスロットル
アクセルスロットルを回すことでバイクが進みます。
ウインカースイッチ
ウインカーを点滅させるためのスイッチです。左右にスライドして動くスイッチが一般的です。
ホーンスイッチ
ホーン(警笛)を鳴らすスイッチです。
ハザードランプスイッチ
ハザードランプは日本語で非常点滅表示灯と言われ、左右のウインカーを同時に点滅させることをと言います。バイクの車種によってはハザードランプスイッチがない場合もあります。
ヘッドライト切替スイッチ
ヘッドライト(前照灯)は上向き(遠くまで照らせる向き)と下向き(近くを照らす向き)に切替ができます。この向きを切り替えるスイッチです。
上向きで走行するのは対向車がいない、または前方に車両がいない場合です。
対向車がいたり、前方に車両がある場合は下向きに切り替えて走行します。
上向きは対向車にはとても眩しく危険です。また前方の車両にとっては光がバックミラーに反射して目に入り眩しく危険になります。
夜間走行においてヘッドライトの向きは基本上向きで、対向車や前方に車両がいる場合は下向きに切替えます。
クラッチレバー
クラッチとはエンジンの力を切ったり繋げたりするための装置です。クラッチレバーを握るとエンジンの力が切り離されます。クラッチレバーを離すとエンジンの力が伝わり進みます。
グリップ
左手を置く場所です。

ニュートラルランプ
変速ギヤがニュートラルの状態(ギヤが噛んでない状態)で点灯します。
ウインカーランプ
ウインカーと合わせて点滅します。運転者からウインカーの点滅状態が分かりやすいようについてます。
オドメーター
積算走行距離計です。バイクがこれまでに走行した距離の累計です。
オドメーターをいじって実際の走行距離より少なく見せる行為は違法です。
トリップメーター
走行距離計です。オドメーターとは違い、リセットしてゼロに戻すことができます。トリップメーターをリセットしても、オドメーターの距離には一切影響しません。トリップメーターをリセットするタイミングでよくあるのは、ガソリンを満タンにした直後です。燃費計算に用いる人が多いです。
ハイビームランプ
ヘッドライト(前照灯)が上向きの時に点灯します。
車体側面(左側面)
左側面の名称を説明します。

バックミラー
後方確認するための鏡です。
フューエルタンク
ガソリンを入れるタンクです。
フューエル(fuel)には燃料の意味があります。
フューエルコック
フューエルタンクにつながるホースを切り替えるコックです。主にリザーブタンク(予備燃料)を使うときに用います。
フューエルコックについてくわしくは【バイクでガス欠の対処法】リザーブタンクを使いきっても安心!?に書いてます。
サイドカバー
側面のカバーです。エストレヤの場合、このカバーを外すとエアフィルターやバッテリーへアクセスできます。
シート
人が座る部分です。
リアフェンダー
フェンダーとはタイヤの上部に取り付けられているカバーのことです。泥や雨水を巻き上げないようにする効果があります。デザイン性を重視して取り外す人がいますが、車検に通らないなど不具合を起こすことがあるので注意が必要です。
ブレーキランプ
ブレーキランプはブレーキを効かせると光るランプです。後続車に減速を伝えるためにあります。
リアホイール
リアホイールはリアタイヤが収まる車輪のことです。
リアタイヤ
後輪タイヤのことで、リアホイールに収まります。
スイングアーム
リアタイヤをバイク本体につなぐアームです。リアサスペンションとも繋がっていて、上下に動きます。これにより路面のギャップを吸収して快適に走行できる仕組みです。
ドリブンスプロケット
ドリブンスプロケットは後輪に付いてる歯車のような物のことで、チェーンの動きをリアタイヤへ伝えます。
チェーン
日本語に訳すと鎖です。エンジンの回転を後輪へ伝えます。
ステップ
走行中に足を置く場所です。
サイドスタンド
駐車するときに車体が転倒しないようにします。
シフトペダル
バイクのギヤを変速するペダルです。
シリンダーヘッド
ピストンシリンダーが入っている場所です。
ホーン
ホーンスイッチが押されるとここから警笛が鳴ります。
フロントホイール
フロントホイールはフロントタイヤが収まる車輪のことです。フロントホイールの外し方は【バイクのフロントホイール外し方】10枚の画像を使って解説!を読んでみてください。
フロントフォーク
フロントフォークは前輪に加わる衝撃を吸収する役目の装置です。
フロントタイヤ
前輪タイヤのことで、フロントホイールに収まります。
フロントフェンダー
フェンダーとはタイヤの上部に取り付けられているカバーのことです。泥や雨水を巻き上げないようにする効果があります。後輪のフェンダーはリアフェンダーと呼ばれます。
インナーチューブ
フロントフォークの部品の一部です。前輪に衝撃が加わったとき、 フロントフォーク(正確にはアウターレース)に沈み込みます。これにより衝撃が吸収されます。
ヘッドライト
前照灯とも呼ばれます。前方を照らすためのライトです。
車体側面(右側面)
右側面の名称を説明します。

リアサスペンション
スイングアームにつながっていて上下に動きます。これにより路面のギャップを吸収して快適に走行できる仕組みです。
キャブレター
エンジンは燃料のガソリンと空気を混ぜた混合気を燃焼して動きます。この混合気を作る装置がキャブレターです。古いバイクにはキャブレターがついてます。新しいバイクにはフューエルインジェクションと呼ばれる装置がキャブレターの代わりについてます。FIと訳されることが多いです。キャブレターが機械式なのに対しFIは電子制御式です。
オイルエレメントカバー
このカバーを外すとオイルエレメントが入っています。オイルエレメントとはエンジンオイルをろ過するフィルターのことです。オイル交換方法は【バイク初心者必見!】エンジンオイル交換方法を13枚の画像で説明。《エストレヤRS》で説明してます。
スパークプラグ
スパークプラグは火花を飛ばして混合気(燃料)を燃焼するきっかけを作る装置です。スパークプラグの交換方法は【バイクのスパークプラグ交換方法】交換に至った症状6つも紹介で説明してます。
セルモーター
セルモーターはエンジンを始動するためのモーターです。エンジンは一度動き出すと連続して動きます。エンジンが動く最初のきっかけを作るのがセルモーターです。
ブレーキディスク
ブレーキディスクはブレーキキャリパーに取り付けられているブレーキパッドが挟むためのディスクです。これによりブレーキがかかり減速します。ブレーキディスクの交換方法は【バイクのブレーキローター(ディスク)】交換とネットで安く購入する方法を解説で説明してます。
ブレーキキャリパー
ブレーキキャリパーはブレーキパッドを取り付けるための土台です。
エキゾーストパイプ
エンジンからの排ガスが通るパイプです。サイレンサーと繋がっています。
サイレンサー
日本語訳では消音器です。排ガスの音を小さくする役目があります。サイレンサーを変えることで排気音やエンジン出力を変えることができます。
まとめ
この記事では、バイク各部の名称をまとめました。

いまのところ外観からわかる部分の名称だけですが、今後は内部の部品についても追加していきたいと思います。
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