
バイクの税金で重量税って出てくるけど、どんな内容でいくらかかるの?
バイクの税金わかりにくいですよね?
バイクにかかる税金には『重量税』と『軽自動車税』があります。
この記事を読むと『重量税』のことが分かります。
わたしは車もバイクも所有してますが、車には重量税があるけどバイク(原付)にはない経験をしてます。
じつはバイクの重量税は、排気量や登録してからの年数により税額が異なります。
この記事を読むと重量税の課税対象とその税額が分かります。
記事を読み終えるころには、バイクの重量税がどうなっているかスッキリします。
バイクの重量税とは?

バイクにかかる税金は『軽自動車税』と『自動車重量税(以下:重量税)』の2つがあります。
軽自動車税はかんたんに言うと、バイクを持っていることに対する税金です。
軽自動車税について詳しくは【バイクの軽自動車税を解説】ほぼ1年払わない方法しってますか?を参照してください。
重量税は「バイクで走ると道路が傷むよね?補修が必要だね?お金かかるよね?」という税金です。
自動車重量税法という法律により課税することがきまってます。
(課税物件)
引用:自動車重量税法
第三条 検査自動車及び届出軽自動車には、この法律により、自動車重量税を課する。
そういうわけで重量税は、道路の維持・整備に使用される道路特定財源(道路のためだけに使う国のお金)の一部“でした”。
ところが2009年に道路特定財源はすべて一般財源化(使い道が指定されてない国のお金)されて、あらゆることにこの税金が使用されてます。
バイクの重量税の課税対象と税額

バイクの重量税は排気量により課税対象と税額がかわります。
また、自家用と営業用で税額が異なりますが、ここでは自家用バイクについて記載します。
それでは一覧表でくわしく見ていきます。
※表は二輪の軽自動車(125超~250㏄)を除き1年あたりの税額です。
区分 | 排気量 | 重量税 |
原動機付自転車(第一種) | 50㏄以下 | 0円(対象外) |
原動機付自転車(第二種) |
50~90cc | 0円(対象外) |
91~125㏄ | 0円(対象外) | |
二輪の軽自動車 | 125超~250㏄ | 4900円(新車登録時のみ) |
二輪の小型自動車 | 250超~400㏄ | 1900円(登録後12年) |
2300円(登録後13~17年) | ||
2500円(登録後18年以上) | ||
400㏄超 | 1900円(登録後12年) | |
2300円(登録後13~17年) | ||
2500円(登録後18年以上) |
※最新の情報は国土交通省のページでご確認ください。
125㏄までの原動機付自転車は「自転車」の区分で、重量税の対象になっておらず0円です。
重量税の課税対象は125㏄超のバイクからです。
二輪の軽自動車(125超~250㏄)は、新車登時のみ1回4900円を納付します。
重量税はその1回のみで、それ以降の納付はなくなります。
二輪の小型自動車(250㏄超~)は新車登録からの経過年数が増えるにしたがい、納付する重量税も増加します。
250㏄超のバイクは車検がありますが、重量税の納付は新車登録時もしくは車検の時に行います。
新車だと初回の車検は3年後、それ以外だと2年に1回です。
したがって、納付する金額は新車だと登録時に3年分、新車以外だと車検時に2年分となります。
表にまとめておきます。
区分(排気量) | タイミング | 経過年数 | 納付金額 |
2輪の軽自動車 (125超~250㏄) |
新車登録時 | ー | 4900円 |
二輪の小型自動車 (250㏄超) |
新車登録時(3年分) | ー | 5700円 |
新車以外の車検時(2年分) | 登録後12年 | 3800円 | |
登録後13~17年 | 4600円 | ||
登録後18年以上 | 5000円 |
まとめ
バイクの重量税は新車登録時か車検時に納付するので、払い忘れることもふだん意識することもほとんどありません。
しかしバイクの使用者としてしっかり認識しておきたいですね。
軽自動車税については【バイクの軽自動車税を解説】ほぼ1年払わない方法しってますか?
を参照ください。
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